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何事も失敗と反省と練習の積み重ねが大切です。


by toukaei

結び目

2006年12月13日(水曜日)付 結び目

アレキサンダー大王にまつわる伝説の一つに「ゴルディオスの結び目」の物語がある。紀元前(きげんぜん)、小アジアの古代国家の王ゴルディオスが、誰にも解けないという結び目をつくった。

围绕亚历山在国王有一个叫” 戈迪亚斯之结”的故事.公元前亚洲古代国王打了一个谁也无法解开的结.
 
「この結び目を解く者こそアジアの来るべき支配者になる」との神託(しんたく)を受けたアレキサンダーは、剣(けん)で結び目を断ち切った。この結び目は、英語では複雑な問題という意味がある。

“只有能解开这个结者才能成为亚洲未来的统治者” 亚历山大接到这一神谕.用剑将结斩断开,这个结在英语中的意思是棘手的问题.
 
「イラクという結び目を剣で切れば、ブッシュ政権は混沌(こんとん)(カオス)の支配者になるだけだろう」。イラクで、大量破壊兵器の査察(ささつ)に携わった元国連査察官スコット・リッター氏が著書でこう述べたのは、イラク開戦(かいせん)の前だった(『イラク戦争——ブッシュ政権が隠したい事実』星川淳訳・合同出版)。

在伊拉克开战前,担任勘查大规模杀伤性武器的前连合国审查官斯科特•里特在其书中这样说到:若伊拉克这个问题能将剑解决的话,布什政权会成为愚蠢的统治者.(伊拉克战争---布什政权希望隐匿的真相)
 
当時リッター氏が主張していたように大量破壊兵器はみつからず、米政権はカオスの中にある。アナン国連事務総長は、イラクを内戦状態と断じて述べた。「一般国民が、残忍(ざんにん)な独裁者がいても、今よりもましだったと考えるのは理解できる」

. 如同当时的里特所认为的那样,大规模杀伤性武器并未被发现,而美国政权却处在了混沌之中。安南秘书长判断伊拉克为内战时说道:(我)可以理解(伊拉克的)普通民众认为即使存在着残忍的独裁者,也比现在好多了的这种想法”。
 
米政権はカオスからの「出口」を求めているようだ。しかし、取り返しのつかないあれだけの殺戮(さつりく)を顧みれば「出口」は簡単には語れないだろう。攻め込ん(せめこん)だ側は、そこから出ればひとまず終わりかも知れない。だが、イラク国民にとっては更なる苦難への入り口でもある。

美国政权似乎在从混沌中寻找出口.但是,回顾如此那般无法返回的杀戮, 还能轻言“出口”吗.对侵略者,从此可以暂告一段落.但是,对于伊拉克人民将会陷入更可怕深渊.

 世界唯一の超大国にとって、イラクという結び目は、そう難しく見えなかったのではないか。しかし、米国が断ち切れたと思った後に、本当のゴルディオスの結び目は現れた。それを解く手だての持ち合わせは、無いままだ。

对于世界唯一大国,伊拉克这个结难道这么得难以察觉吗?但是美国切断之后,才会出现真正的戈迪亚斯之结.找不到解决的办法,将来也仍旧如此.
by toukaei | 2006-12-15 16:24